このブログは、相手を不快にさせない。悪口的な事を言わない
happyまでとは言わないがそんなスタイルブログやねんけど、この記事だけは、読むか読まないかはの判断はご自身におまかせします。
この記事のみです。長文です。
先月にイラストレーターの友達が亡くなりました。
こういう事を記事にして良いものなのか?と考えましたが、書く事にします。
名前はふせます。
彼との出会いは7年以上前、自分が初めてデザインフェスタに出展した時です。
それから3度、同じ空間で展示した仲です。
彼と自分の家が、近所でしたので、何度もご飯を食べ
話す事は、毎回絵の話。考えると雑談はあんましなかった気がするなぁ。って
そんな彼が亡くなった事を知ったのは、メールでした。着信に気づかずです。
すぐ折り返し電話
「ほんまに?」
「ほんと」
それから一緒に展示した仲間。など10人以上に電話しました。
初めはメールを作ろうとしたが、「亡くなった」と言う文字を打つ事もできない。
手が震える。
電話で話した友達には「誰からの情報?」と聞き返される。
そうか。
そうなるのか。
連絡が落ち着いて、自分の気持ちもなぜか落ち着いていた。
お通夜は明後日。距離は2時間半。遠い。
行くとどうなるのかなぁ。こわいな。てか本当なのか?の半信半疑
お通夜の会場に着いた。看板に見覚えのある名前が。本当?か
会場に着くと
ほんとうだ。
彼の父親と母親と話す。なぜか気持ちが落ち着いて業務的なしゃべりになる。
入り口右側には彼の作品が展示してあり原画ファイルが沢山。個展だ
みてると涙しかでてこない。ここまでの絵が描けるのに。
もったいない。
もったいない。
お通夜中は不思議な感覚だった。もう来ないから、ばいばいした。
お葬式は行かない事にしていた。彼の性格上「2回もいいよ」て言われそうな気がしてたから。
お通夜とお葬式には1日の時間が空いていて、ずっと彼の事を考えていた。
その間に、もう一度会いたい。会いたい。行こう。
お通夜は半信半疑だった。今度はしっかり受け止めよう。
昨年9月の自分の個展に、彼は初日に来てくれました。
来場者にオリジナルチロルチョコを渡してましたが、初日には手元になく渡せていません。
彼との最後の会話「こんど ご飯食べる時にわたすなー」
渡せてない!
がたいよしおチロルチョコ
持って行こう。渡さないと
会場着いた。
お通夜もお葬式もなぜか1番前。なぜかの流れ
のちに友達が「きっと1番近くで見てもらいたかったんだよ」って
アナウンスで「永遠の別れです」って言葉。これほどささるものなのかと
チョコは溶け 手の中でドロドロ。
お通夜で、ちゃんと顔が見れなかったから今度はしっかり見る。
彼を含む9人展をした事があります。その6人がお葬式に集まりました。
みんな来てくれた。
その9人展の全員サイン入りDMを、ポケットに入れての参列でした。
1年前に
「絵を描く事をやめよう。って思った事ある?」って質問した時に
「ないよ」って、彼は答えました。
「自分はあんねん」って話をした事があります。
彼の為に絵を描き続けるとか、そんな気持ちはないけど、
絵を描く事はやめられない。やめない。って思った時間でした。
27歳か。お互い成長していく中で、もっと色々喋りたかったなー。
絵人五輪やヒルクライムのPV、グループ展など色々とお世話になりました。
ありがとうございました。
今度喋る時は沢山自慢話しをします。
いつも会った瞬間に言ってたけど 「どこでご飯食べよか?」